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お灸のお話

久しぶりの更新です。今回はお灸のお話です。

今年の4月末から5月前半あたりはなぜか身体がしんどくて、なんというか、心と身体がばらばらになっている感じでした。気持ちはOKで動きたい意志もあるのに、身体がなかなかついていかない・・・という感じ。正直これはかなりきつかったです。皮膚にも長いことかゆみの出ている場所がありました。

ハーブもアロマテラピーも今までどおり試していましたし、お風呂にもゆっくり浸かっていたし、靴下も衣類も今まで通りだし、いったい何がつかえているのだろう?といった具合。まぁ、ちょっと「あれが原因かな~」という出来事は記憶しており、それが自分で思っている以上に、自分にとって強いストレスになっていたのかな?とは思ったのですが、どうやって処理していいか分かりませんでした。

あ・・・だから、気持ちはOKと思っていたけど、今、振り返ってみると、気持ちのアップダウンも一日おきとかにあって、そっちのコントロールもつかなくてしんどかったのかもしれません。(過ぎ去ってすっかり忘れてしまっていましたが ・・・ ^^;)

正直に書くと、理由もないのに、いきなりかなり深い溝に落ち込んでいく自分がいる・・・とかそういう感じです。そういうのはだいたい今までは生理2日前とかにあって、それで「あ、そろそろその時期か・・・」と分かったりしたのですが、今回はスケジュール的にはその時期とは関係がありませんでした。で、バッチのマスタードを飲むといつもどおり軽くなるのは同じだけど、またそれがやってくるというのが勝手が違ってやっかいでした。

そんなある日、あまり利用したことのない、隣町の本屋さんに寄りました。そこで、なんとな~く今手元にあるものよりももっと詳しいツボの本でもないかな~と探していると、お灸の本が数冊目に止まりました。池田書店さんと成美堂さんが出している2冊です。成美堂さんの方には、お灸のサンプルもついていて、すぐに試せるようになっていました。また、2冊に書かれている治療点も少しずつ異なった場所が紹介されていたので、その2冊を買って帰りました。

お灸については、10代の頃に成長期貧血と言われ鍼灸師さんのところに少し通ったことがあり、そこで体験済みでした。けっこういい印象が残っていたので、それほど抵抗はありませんでしたが、このように本が出ているとは驚きました。若い女性に向けて編集された本だったので、毎日のリラックスタイムに取り入れてみては?という提案の仕方も、なかなかかわいらしくスタイリングされていて好印象でした。実際、サンプルのお灸にはアロマ灸というものもあり、セルフケアの方法として取り入れてみるのに良さそうだなと思いました。

調べてみると近所のドラッグストアーでも、サンプルについてきたのと同じ【せんねん灸オフ ソフト灸・竹生島】70個入りというものが千円以下で買えることが分かり、それも追加で2箱買いました。(こちらはアロマ灸とは別の、スタンダードなタイプ。)

そして、毎日3ヶ所くらいずつ、その時その時の自分の感じる症状に合わせて、お灸を試していきました。ろうそくでお灸に火をつけてから、シール付の台座部分を治療点である該当のツボにのせるだけです。じんわりとあたたかく、ふわりふわりと細くかすかに出る煙もなかなか心地良いのです。
(症状ごとの治療点は本に載っています。)

普通は改善したい症状に合わせて、該当ポイントにお灸をしていくのですが、私の場合は先にツボがムズムズする感じのところをみつけ、それが何であるのかを本で見て、「あ~、今、自分の身体はこうなっているのかも・・・」というのを探っていく・・・という方法をとりました。すると、身体の不調というよりもむしろストレスを解消する方向のものの場合も多く、心を整える方向のアクションが必要だったのだなと分かりました。(と同時にもちろん血や気のめぐりを良くする。)

これをなんとなくゆるゆると1~2週間も続けたでしょうか。いつ終わりにしたのかもはっきりと覚えていないくらい自然に、5月の後半にはすっかりお灸をしない日々が戻りました。そして、身体のだるさや心の落ち込みもなく、今までよりよほど活動的な日常が帰ってきました。つまり、かなり元気になったというわけです。皮膚のかゆみのトラブルも、そのこと自体を忘れていたくらい、気にならなくなっていました。(症状は完治はしないまでも・・・)

そういえば、アロマテラピーでも、かつて似たような体験がありました。毎朝5時に起きて、精油入りの座浴のようなことをしなければ、どうしても身体が動かない・・・という日々が20代の終わりにありました。これもしばらくの間、毎朝続けて仕事に行っていたのですが、いつやらなくなったのか覚えていないくらい自然に、まったく必要がなくなりました。少しずつ、そしていつの間にやら、ゆっくりと回復していったのだと思います。そしてやはり、その後の活動は、その数年のうちでもっとも活発だったように思います。

身体はすぐには変わりませんし、セルフケアの方法もこれひとつが大正解!というものでもないと思いますが、自分にあった方法(性格的にあっている・・・という意味で、好きな方法と言い換えても良い)を気長にじっくり試していると、それなりの効果があるのかもしれないな・・・と思っています。

お灸もアロマテラピーも、身体にダイレクトに働きかけるだけでなく、心の部分もオープンマインドを取り戻してくれるような気がします。心が元気だから身体も元気になるのか?身体の調子が良いから心も明るくなるのか?おそらくその両方ではないでしょうか。心と身体のケアは別々ではありません。どちらかが不調の時、ほんとうはもう一方も、ケアして欲しいと望んでいるように思います。

なので、身体はどこも悪くないけど、なにかストレスを感じる出来事があって気持ちが落ち込んでしまったな~なんて時にも、お灸をしつつ静かな時間を過ごしてみると、案外「気」が整って、そのストレスをストレスと感じないような「強い自分」が戻ってくるかもしれません。

そういうわけで、私の生活にお灸の習慣が新たに加わった春でした。



☆せんねん灸さんのサイトはこちらです → http://www.sennenq.co.jp/top.html
 
 

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エルダーフラワーとレモンバーベナのコーディアル

ドライハーブを使って
コーディアルを作ってみました。

使ったハーブは
エルダーフラワーとレモンバーベナ。
それにレモン汁を少し加えました。
砂糖はきび砂糖を使用。

5倍以上に薄めて飲みます。
今日はできたてをアイスで。
う~ん、美味しい!
いつものハーブティよりも
ハーブの味と香りを強く感じます。

炭酸で割ったり
お湯割りにしても美味しいと思います。

それでは作り方を参考まで・・・。

【エルダーフラワーとレモンバーベナのコーディアル】

材料:エルダーフラワー(ドライ) 20g
レモンバーベナ(ドライ) 5g
水 500ml
砂糖 250g
レモン汁 大匙3

①水とハーブを鍋に入れて火にかけ
沸騰したら火を止めて5分置く。
(蓋をしましょう。)

②ハーブを濾して、浸剤をもう一度鍋へ戻す。

③火にかけて砂糖を加えよく溶かす。

④砂糖が溶けたら火を止め、レモン汁を加える。

⑤火傷をしないように保存用の瓶に移す。



以上
JGSのハーブコーディネーター講座で
教えていただいた作り方を参考にしました。
ハーブの分量は半分でやっています。
(足りなかったから…)

濃く作りたい方は倍量でやってみてください。
ただし、膨らむので鍋は大きめのものを。

写真は25gのハーブが膨らんだところですー。
危なかった・・・。
写真を撮るために蓋をしていませんが
抽出中は蓋をしてましたよ~。

保存の目安は冷蔵庫で1週間とのことです。


バラの実いろいろ、ローズヒップ mini mini 図鑑

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温浸法で作るローズの浸出油

7月27日(火)に
グリーンフラスコ研究所の
メディカルハーブラボに参加してきました。
講師は村上志緒先生で
会場は東邦大学。

フィールド編と題されたこの日は

ローズの浸出油を作る実習
薬草園の見学
ハーブのスケッチ

の3本立てでした。

神奈川から千葉まではちょっと遠いな~と
最初は参加を躊躇していたのですが
ローズの浸出油の実習(しかも温浸法)
が頭から離れず(笑)
せっせと二時間(以上)の道のりを出かけてきました。

ちょっとした遠足です。
(途中、新宿のカフェ・トロワグロ
しっかりランチも堪能しました☆うふ。)

さて、一番最初の写真はローズ
Rosa gallica
マカデミアナッツ油を注いだ様子です。

参加者全員分なのでかなりの量。
このままでもすでに甘い香り濃厚です。

そして次の写真が
ウォーターバスにビーカーを入れた様子。

温度調節できる湯煎の器具です。
100度までいかないくらいに調節し
これで数時間。
(プリントには1時間とあります。)

この間に薬草園見学へ出ました。
(グリーンフラスコの松浦さんが
温浸油を見ててくださいました。
ありがとうございます!)

ハーブの主成分に精油を含むものは
温浸法にすると精油成分がよく抽出できるそうです。

またカレンデュラなど
冷浸法が良いとされているものも
温浸法でやってもかまわないそうです。
カロチンはすぐには壊れないのだとか。

浸出油を早く作りたいときには
温浸法が便利ですね!

最後は、薬草園から戻ってきた後に
花びらを濾して出来上がり。

最後までオイルを搾り取るために
果物の果汁絞り器を使いました。

オイルにはほんのり色がつき
蜂蜜みたいになっています。
香りは甘く芳ばしく
まるでジャムのよう!

村上先生のお話だと
バラの色素は水溶性なので
浸出油には出てこないのだそうです。
なのでオイルは黄色っぽい色。

ひとりずつ小分けしていただき
大切に持って帰りました。
夏のスキンケアに重宝しそうです♪

ちなみにマカデミアナッツ油は
皮脂に近い成分パルミトレイン酸を含む
酸化しにくいオイルです。

使用感は・・・
オリーブより軽いけど
ホホバやグレープシードより重い・・・かな~。
なにしろ少量でよく伸びます。

私にはちょっとこのままでは重く感じるので、
もう少しサラッとした他のオイルにブレンドして
使おうかなと思っています。
リップクリームやバームを作るのもいいかも♪

参加してよかった!と思える
とっても楽しい一日でした☆

村上先生、ありがとうございま…